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乳がん日記 7月その2

そして翌日。

大きな病院に紹介状を持って行きました。
朝10時の予約でした。終わったの午後3時でした。テーマパークに遊びに来たのかな、って長さ・・・💦

そこでも再度、エコーとマンモの検査でした。
以前の私なら、またマンモで被曝すんの嫌だな、、、って言ってたかもですが、背に腹は変えられません。。。
エコーは、クリニックの時よりもさらに、エキスパートっぽい技師さんが丁寧に診てくれているな、、と思っていたら、なんと反対側にもちょっと気になる影があるから細胞診するね、っていうことになりました。

そして細胞診(胸に針をぶっ刺して中の細胞を取る)をやってくれた先生が、なかなかフレンドリーな方で、私がエコーの画面(細胞診は、エコー画面を見ながら、怪しいところに針の先端を到達させる職人技なのです!!)を見たそうにしていたら、「見たい?見る?」と言って画面を見やすい角度に向けてくれて、一緒に針が現場にたどり着く様子を見せてくれました。その影の大きさは2ミリ程とのことだったので、本当に職人!医療テーマパーク!(違う)

その時はスゲー!とか思いながら見てましたがよく考えてみたらこっちもがん細胞発見されたら実はステージ1とかじゃないんじゃなかろうか、、、とあとあとかなりブルーになりました。(遅い)

その後長い長い待ち時間を経て担当医の診察があり、後日MRIとCTの検査を受けてから、全ての結果を待って治療方針などが決定されるとのお話でした。とりあえず、手術は必要になるので、予約を入れましょう、とのことで、来月の手術が決まっています。

そして昨日CTを受けて検査が終了、結果を聞いてきました。
あ、その前にCT検査でのお話。
造影剤というのを血管に入れながら、CTを撮ります。技師さんからは、造影剤が入ると、身体が熱くなるから驚かないでね、と言われていたのですが、本当に一瞬のうちに身体がブワーッと熱くなったのには驚きました。
そして、下半身もブワーッと熱くなり、え、私、おしっこ漏らしてない???ってなって、思わず「なんかおしっこ漏れた感じがするんですけど。。。」と看護師さんに伝えたら、「みなさんそうおっしゃるのよ!大丈夫よ、漏れてないわよ」と。。。😁 安心してください!漏らしてません!😁

検査結果は、後から取ったシコリの方は、良性の腫瘍的なものなので取らなくて良いこと、最初の方のシコリも全体に広がっている感じでもなく、がんの性格的にみても(がんには顔つき、性格、と言われるタイプがいくつかあります)部分切除で大丈夫でしょう、とのことでした。
ただ、リンパ節に転移しているかどうかは、手術をしてみてリンパ節を取って調べてみないとわからないそうです。
転移があるかどうかで、抗がん剤を使うかどうかが決まります。

どうか転移がありませんように。みなさんの祈りのパワーも送ってもらえると嬉しいです✨✨✨

がんと宣告されてから、家族やたくさんのお友達にパワーをもらって、笑顔をもらって、凹みすぎず日々を過ごせています。本当に感謝ばかりです✨✨✨
がんは、すぐに死ぬ病気ではないので、自分に向き合う時間も与えてもらったように感じています。

これから、まだどうなるのかわからない部分もありますが、前向きに、自分らしく、生きていられるといいなぁ、と感じています😊
そして、おっぱいの自己チェック、とても大事だな、と痛感しました。
普段から触っていると違和感に気付きやすいと思います。
女性のみなさん(だけに限りませんが)、普段からしっかり身体を観察して、何か違和感があれば早めに受診されるといいのかな、と思います。

この体験が誰かのお役に立てばいいな、と思っています。

つづく。




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乳がん日記 7月その1

【私、がんになっちゃいました】

いやね、タイトルのまんまなのですが。
2週間ほど前に、乳がんが発覚いたしました。

自分のための記録と、そして誰かがちょっと自分の身体のことも気にしてくれるといいな、という想いも込めて、経過を綴ってみようと思います。

毎年、5月頃に決まって健康診断を受けている私です。
おっぱいの検査は、基本エコー、何年かに1回、マンモに変更してもらう、という感じで受けていました。
(昨年はマンモ。今年はエコーでした)
健診会場で、乳がん自己チェックのビデオを毎年見させられ、おっぱい模型を触ったりしていたこともあり、なんとなく自分の胸をお風呂に入る時などにチェックする癖はついていたのかな、と思います。

今年の5月にエコー検査を受けた結果は、「異常なし」でした。
ただ、いつからだったらよく覚えていないのですが、

「ん?なんかここにシコリがあるような感じがするなぁ、、前は左右対称だった気がするけど、ちょっと大きさ違ってきてないか・・?」

と思うようになりました。乳腺が割と発達している方ね、と健診の時だったかに言われたことがあったので、左右対称だった時はそんなもんだと思っていたのですが、大きさが違ってきてる感じがして、あれれ??と思ったわけです。

先延ばし好きの私は、そこまで心配もせずまぁもうちょい様子見るかな、、と日々を過ごしていましたが、7月の頭に急に思い立って近所の乳腺外来のあるクリニックに予約を取りました。

そして予約日。
まずはマンモの検査。乳を伸ばされ引っ張られ挟まれて、いろんな方向から撮影されました。
後から見せてもらったその映像は、おっぱいの質感そのままに撮影されており、技術の進歩スゲー!となったのでした。
それはさておき。
「ここにシコリがある感じがするんですよねー」
と説明すると、先生も、「そうだねー、エコーでも見てみるね」と丁寧にエコーで診てくれました。

そこでの診断は、うーん、マンモでもエコーでも、はっきりしたがんっぽい影があるわけではないように思うので、多分、脂肪とか乳腺とかではないかなぁ、でも年齢も年齢だし、安心のために細胞診やってみてもいいかもですね。とのことでした。

細胞診というのは、おっぱいに太めの針を刺してブチっと中の細胞を引きちぎりそれを検査に出す、という恐ろしげな検査なので、うわー、どうしよかな、、、と思いましたがまぁ安心のためにやっとくか、となって、これがまぁ大正解だったのかな、ということになったわけでございます。。。

1週間後くらいに結果を聞きに行ったところ、
「細胞診、受けてみて良かったですね!大ホームランですよ!」
と嬉しいのか嬉しくないのかよくわからないがん宣告を受けたのでありました。。。

とりあえず、まだシコリは小さいけれど浸潤性(がん細胞が乳腺の外側にまで漏れてきている。がん細胞が乳腺内にとどまっている状態がステージ0)なので、ステージ1であろうと言うこと、そのクリニックでは手術は出来ないので、大きな病院に紹介状を書くので、そちらに転院して欲しいこと、などを伝えられ、では出来るだけ早めの予約が取りたいです、と言ったらなんと翌日に大きな病院の予約が空いていて取れたのでした。

つづく・・・。

プロフィール

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Author:PHOTO creativeblue
ふたりの男の子のおかあさん^^
キオクをキロクするフォトグラファーです*

特別な日だけじゃなく、
日常の日々の中の瞬間を
写真に切り撮りたい。

「あなたらしさ」がそのまま写る写真を、
残したいと思っています。

撮影依頼や写真講座などお受けしています。詳細はHPよりお問合せください。
HP:photocreativeblue

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