わたし、ぜったい笑わないから。

撮影に疲れてきちゃったSちゃん。
もう私はぜったいに笑わない。そんな決意さえ感じる雰囲気に。^^;))
(そうだよね、着物だし、たくさん写真撮って、疲れちゃうよね。ごめんね~、あと少しがんばって~)
そんなふうに思いながら撮影してると、Sちゃんのおじいちゃんが、
「この写真は後から見て、Sはちっとも笑わんかったな、と、みんなでわははと笑えるぞー、それもいい思い出だ。」とおっしゃました。
おじいちゃん、本当に素敵です。
私は少し救われたような気持ちになると同時に、そうだった、ありのままを残すことが、後々の家族の思い出になるんだ、とあらためて思えたのでした。
想像します。
数年後にまた家族で写真を見返して、みんなで笑いながら、
「えー、なんで不機嫌だったのか全然覚えてないいー」とか「なにこの写真ーーー」とか、
「あなた不機嫌でホントに大変だったんだから~」とか「もっと笑っとけば良かったでしょうw」とか
「それでもみんなで写真を撮って良かったね」とか
そんな会話が生まれていたとしたら、本当に嬉しい。
Sちゃん。
笑いたくないんだから笑わない!を貫けたあなたのことを、
こんなふうに家族が微笑んで見守ってくれていたんだよ。
今はとてもいい思い出には思えないかもしれないけど、きっといつかあなたがこの写真を見て、
おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さんに想いを馳せる日が来ることを、信じています^^
七五三と、そしてもうすぐお姉ちゃんとお兄ちゃんになること。
本当におめでとうございます。




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