新しい世界
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3月11日から 私の中で何かが止まっていました
日常は変わらずそこにあり
時間は刻々と過ぎていきます
楽しいことや
しあわせなこと
笑顔の時間
我が子の新しい門出など
そういうたくさんのことと共に過ごしていたのだけれど
それでも
私の中の
何かが
止まったままだったのです
やっと
やっと
少しずつですが
動き出したみたいです
私の中の何かを動かした出来事のひとつ
ニホンミツバチの「分蜂」
新しい女王蜂が生まれそうになると
その母親である現女王蜂が
蜂たちを引き連れ
新しい巣に移る
それが「分蜂」
「その時」がくると
蜂たちは羽音を響かせながら
恐ろしいほどに空いっぱいに飛び交う
これから起こることを予感しての
戸惑いの羽音なのか
歓喜の飛行なのか
そんなことは知る由もないけれど
とにかく 蜂たちは
空いっぱいに広がって
羽音を響かせる
それが次第に落着いていき
蜂たちが一つの場所に集まり始める
何千もの蜂が
大きな塊となってそこに居る様は
神秘的であり
まるで
小さな宇宙を見ているようだと思いました
ちいさな蜂たちがつくった
彼らの新しい世界
それを見ながら
人間はどんなふうにして
新しい世界をつくっていくのだろうかと
ぼんやりと考えていました
ちいさなものたちが
教えてくれることが
たくさんあります
ニホンミツバチ
とっても神秘的な生き物です

3月11日から 私の中で何かが止まっていました
日常は変わらずそこにあり
時間は刻々と過ぎていきます
楽しいことや
しあわせなこと
笑顔の時間
我が子の新しい門出など
そういうたくさんのことと共に過ごしていたのだけれど
それでも
私の中の
何かが
止まったままだったのです
やっと
やっと
少しずつですが
動き出したみたいです
私の中の何かを動かした出来事のひとつ
ニホンミツバチの「分蜂」
新しい女王蜂が生まれそうになると
その母親である現女王蜂が
蜂たちを引き連れ
新しい巣に移る
それが「分蜂」
「その時」がくると
蜂たちは羽音を響かせながら
恐ろしいほどに空いっぱいに飛び交う
これから起こることを予感しての
戸惑いの羽音なのか
歓喜の飛行なのか
そんなことは知る由もないけれど
とにかく 蜂たちは
空いっぱいに広がって
羽音を響かせる
それが次第に落着いていき
蜂たちが一つの場所に集まり始める
何千もの蜂が
大きな塊となってそこに居る様は
神秘的であり
まるで
小さな宇宙を見ているようだと思いました
ちいさな蜂たちがつくった
彼らの新しい世界
それを見ながら
人間はどんなふうにして
新しい世界をつくっていくのだろうかと
ぼんやりと考えていました
ちいさなものたちが
教えてくれることが
たくさんあります
ニホンミツバチ
とっても神秘的な生き物です

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